海外クルーズ船員あるある(1) 航空券に関するトラブル-不安でしかなかった初乗船
上記でも述べましたがフィリピン出発前、担当からかかってきた電話により、フィリピンから直接乗船地に行くように指示されていたわけですが、
全てのトレーニングが終わった次の日に出発、前日入り、そして翌日乗船と、とにかく与えられた日程が凄くギリギリでした。
そんなギリギリの日程の中、トレーニングの他にMedical Certificate for Sea Duty(14日間前メディカルチェック含む)の健康診断の結果を出発前日にしかもらえないギリギリの日程でしか受け取ることができない(不備や再検査などがあれば予定通りに乗船できないこと確定の)ギリギリの日程でした。
実習の後、滑り込みセーフでメディカルとその日受け多分のトレーニングの証明書を受け取り、一安心したのもつかの間、
!!!!!
航空券の時間がいつのまにか変わっているではないか!!!!
会社からの指示でCheckMyTripというアプリを使ってフライト情報を管理していたのですが、信用ならなかったので数時間毎に自分のフライト情報を確認していたため気づくことができましたが、会社からは変更の知らせは無し。
そして、変更の仕方がまた厄介。
なんと、元のフライトよりも早い時間に変更されていました。
17時発だったのに12時発に変更
夕方の便だったら出発日の午前中に準備しても十分間に合うじゃん!
と思い、担当に、フライト時間変更について知っているか、結局どちらのフライト時間なのか電話で確認をしてみると
“変更については知らない。会社から変更のお知らせが来ていないなら元のフライト時間でいいんじゃない”
との返答が。
しかし、信用ならないので、
航空券の手配のみを担当している部署(もしくは下請け会社)に確認してみると、結局、12時発の便でした。
担当を信用しなくて正解!!
一方で、トレーニングを一緒に受けた人の中で同じ日に同じ場所から移動して同じ船に乗る人がいたのですが、なんと、その人ととは別の飛行機で予約されていました。(それもそれでどうかと思う。)、最終的には同じ便にしてもらい、時間も少し遅めにしてもらいました。
因みにこの変更の直後、一緒に乗船した人がオンラインチェックインができなくて再度問合せ→姓名逆でチケットを発行されていたことが判明するという事件が起こりました。すぐ訂正してもらいましたが、証明書の件でもバタバタして、飛行機の時間でもバタバタして、またかよって半ばあきれてしまいました。
やはり、航空券を貰っても、気は抜いてはいけないことがわかりました。日本の会社ってすごくしっかりしているんだなと思いました。チケットをもらっても間違っていたり、勝手に急に変更されたりする可能性もあるので、やはり自分で何回も確認することが自分の身を守ることにつながるんだなと思いました。乗船の際は航空券に問題があった場合どこに連絡すればいいかを確認することオススメします。
到着空港からホテルへの送迎、ホテルのチェックイン、ホテルら港までの送迎、乗船と、飛行機から乗船まではスムーズに行ったのがせめてもの救いでした。
そして航空券に問題がなく、無事に到着したのにちょっとしたトラブルに見舞われた件↓