海外クルーズ船で働くための初期費用はおいくら?会社から補助が出るって本当?
アメリカの豪華客船クルーズ会社への転職-犯罪経歴証明書·D1/Cビザ取得方法-
Note 更新しました-2020年2月7日 - クルーズ船で働く-豪華客船のクルー生活あれこれ-
海外クルーズ船で働くために必要?意外に知られていないシーマンズブック(Seaman's Book)の取得方法 -
海外クルーズ船で働くクルーズ船女子が乗船14日前に必ずやってるであろうアレとSTCWについて。
上記4記事より、実際に私がクルーズ会社を乗り換えた際に費用は結構掛かったのですが、金銭補助もありました。また、一番最初に採用された会社で資格を取得した際の事も踏まえて海外クルーズ船クルーになるための初期費用が一体いくらなのか算出しました。
必要書類や補助は会社によってかなりばらつきがあるので、部分的にでも参考にしていただけたらと思います。
乗船準備にかかった費用総額-会社乗り換え時
犯罪経歴証明書 350円
ビザ 18400円(180ドル)
メディカル総額 37233円
トレーニング 10437円(96ドル)
Seaman's Book 0円
妊娠検査 4200円
合計 70620円
今回私は、前回の会社に採用されたときに取得したSTCW(クルーズ船でクルーとして働くために必要な資格)が有効だったのでこの時はこれに関しては出費は0でした。
交通費まで入れたらおそらく8万弱くらいじゃないでしょうか。。
これに加えてSTCW(クルーズ船でクルーとして働くために必要な資格)も受けなければならないとなると相当な出費ですが、ビザや予防接種はしばらくは有効なので、次回はこんなにお金はかからないはずです。
会社によっては金銭補助がある
因みに今回の私の場合、メディカルとビザは会社から補助あり、乗船後に返金がありました。補助の対象項目は以下4つでした。
健康診断 16800円
英文診断書 5400円
犯罪経歴証明書 350円
ビザ 18400円(180ドル)
予防接種についての補助はありませんでしたので、メディカルは合計22,200円のみの返金で二つの予防接種(黄熱病と破傷風)に掛かった15,033円は自腹でしたがそれでも合計約40950円返金してもらうことができました。
補助の規定会社によって異なるので、貰った資料に隅から隅まで目を通す、担当者に聞く事をお勧めします。例えば私の会社の場合、メディカルの補助の上限が250ドル(交通費含む)で、ビザにお金がかかった場合、ビザにも別途補助が出ます。因みに以前の会社で全く補助が出ないところもありました。
乗船後、交通費も含め、掛かった費用のレシート、領収書をクルーオフィス(総務課のようなところ)に提出し1か月目の給与と一緒に返金されます。会社によって仕組みにばらつきがあるので乗船前に担当者によく確認することをお勧めします。
たまに、本社オフィスの担当がポンコツな場合もあるので、念のため掛かった費用のレシート、領収書は乗船時全て持って行きましょう。
初乗船に掛かる初期費用
会社によってビザや予防接種が必要なかったりするので、何が必要か、会社からの補助があるのか、どこで書類を集めるかによってかかる初期費用は異なりますが、STCW等の資格とビザ、予防接種、交通費や滞在費まで含め、初期費用20~30万あれば足りはずです。
私の場合は、一番最初の会社のおかげで約4万で取得したSTCWがすでにあり、会社を変えた際に、約8万払って4万戻ってきたので、合計で約4万払った事になりますね。
STCWやメディカルは会社についてバラつきがあるので、会社を変えるという場合は持っている書類を一旦全て提出することをお勧めします。意外に使いまわしできるものも結構あります。 初めてクルーズ船で働くという場合は、下の記事を参考にしてください。
STCWの資格取得について詳しく書いています。
特に船の仕事が初めて!という場合は初期費用が結構かかるわけですが、
また、私のように会社を変えるだけでも、必要書類が増えたり、新たに取得し直したりしないといけないので、このようにお金がかかります。
しかし、下記の記事のような方法で出費を抑えることも可能です!
お金をかけずにクルーとして働く書類を取得する裏ワザに関してはこちらから↓