クルーズ船クルーとして採用されてから乗船するまでまとめ-準備期間・移動日・乗船日・注意点-
外資のクルーズ会社へ採用されてから〜トレーニング~乗船までの流れ - クルーズ船で働く
という記事では私が初めて外資のクルーズ会社に採用されてから乗船するまでの流れをご紹介しましたが、
外資のクルーズ会社に採用されると基本的に乗船までは次の流れとなっています。
採用通知
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必要書類(Reqirements)リスト
共通な部分もありますが会社によってかなり異なります。
会社の個人登録フォーム
パスポート
STCWの船員資格☆1
メディカルフォーム(会社によって形式がばらばら)
上記はどこでも必要ですがその他に会社によっては以下のモノを要求される場合もあります。
C1/D VISA(クルービザ)(おそらくアメリカの会社のみ)
犯罪経歴証明書
Seamens's Book(船員証書)
その他、承諾書や誓約書等
これらは写真かPDFファイルでメールに添付して担当リクルーターに提出します。
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☆2クルーズ船で働くために必要な資格取得のフィリピンでのトレーニング内容と費用
↓
必要書類を集める
メディカルチェック、必要な予防接種、その他の書類申請、
必要であればトレーニングセンター等でトレーニング☆2を受けます。
特に採用された会社の船に初乗船の場合は集める書類が多く、結構時間がかかります。船の経験が初めてという方はもっと時間がかかります。
お金もそれなりにかかります。(TT)☆2/☆3
☆3なるべくお金をかけずクルーとして働く資格等を取得する方法
↓
船と乗船日が決まる
(船は採用時から決まってる場合もあります。)
この段階で早ければ正式な契約書が届く会社もあります。
また追加で必要書類のリストが送られてくる会社もあります。
↓
契約書が来る。
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フライト情報とeチケットや空港でのピックアップ情報が送られてくる。
たまにフライト情報が勝手に変更されてたりするので、eチケットのステイタスを1日3回くらいチェックすることをお勧めします。
(私は実際に移動日の前日の夜に勝手にフライト時間を17:00→10:00に変更されていたことがありました。しかもお知らせなし。)
〇移動日〇
もらったeチケットに従って飛行機に乗ります。
現地の空港につくと自分の名前を紙に掲げてポートエージェンシーとかポートエージェントとか言われるピックアップしてくれる人が待っています。その人がホテルまで連れて行ってくれます。
翌日の乗船日はその人がまたホテルから船まで連れて行ってくれます。
〇乗船日〇
ポートエージェントがホテルに迎えに来てくれます。
さぁ!Welcome on Board
船上(戦場)へようこそ!!!
※例外
会社によって異なりますが、会社から航空券が支給されるのは自宅から港まで〇〇キロ以上と決まっているので、住んでいるところから港までの距離が遠くないという人は自分で現地に向かうことになります。
そういう人はポートエージェントの人に連絡を取ってどこで待ち合わせ場所等を打ち合わせします。
まぁ、まだまだ私がひよっこで慣れていないからかもしれませんが
はっきりいって、実際に乗れるまですごく不安です。
トラブルに見舞われたらポートエージェントやリクルート担当と連絡が取れるようにしておいた方がいいでしょう。
Skypにクレジットを入れておくことをお勧めします。とネット環境で固定電話、携帯電話ともに通話ができます。私もこれに何度か救われました。
※重要
乗船時に絶対忘れてはいけないものは、
必要書類(Requirements)です。
乗船時に一つでも欠けていると、降ろされます。
何人か、せっかく来たのに降ろされたのを見たことがあります。
他のもの、、、日用品や服などは後でいくらでも買い足すことが可能ですが、必要書類はそうはいきません。
その辺けっこうシビアなので、気を付けてください。
Have an amazing voyage on board !
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