クルーズ船クルーの福利厚生-世界の有名観光名所のガイド付きツアーに無料で参加できる裏技-

クルーズ船クルーの醍醐味はやはりお金を貰いながら世界中旅できることです。しかーし、停泊地が不便なところにあったりして市街地はおろか観光名所へ自力で行くことはお金も時間もかかり、言葉の壁などもあって限られた休憩時間内ではなかなか厳しいのが現状です。

ですが！

裏技があります。

それは会社の福利厚生を使う事。

どんな福利厚生かというと、船で通常お客さんに販売している「エクスカーション」いわゆる「オプショナルツアー」にタダで行けてしまうというものです。ツアーエスコートプログラムといいます。

大体のクルーズ会社が行っている福利厚生だと思います。

お客さんのツアーにツアーエスコートとして添乗するプログラムです。

 基本的に上司からの許可どの部署のクルーでも参加可能。

 

表向きには仕事ですが、そこまで求められません。緊急時の対応や少しガイドの手伝いをすることもありますが、基本的には”業務“はほとんどありません。

 

以下私なりに長所と短所をまとめてみました。

 

 

長所

 

・交通機関の心配がいらない

有名な観光地は停泊地から少し離れたところにある場合も多くて自力で行こうとするとを使うとお金も時間もかかる。勤務時間や出港時間で時間が限られているのがクルーズ船クルーの宿命。。。船のツアーその心配はいりません。

 

・お金がかからない

これにもお金がかかりません：オペラ、キャバレー、フラメンコなどその地の伝統芸能鑑賞、イルカと泳ぐ体験、ジップライン、ボートライド、ワインセラーでワインテイスティングなど）因みに高ツアーは＄300（3万）くらいします。

 

 

・自分の業務の役に立つ

寄港地やツアーについてお客さんにアドバイスするのにも役に立ちますし、（よく尋ねられます。）ショップやスパなどのセールス系の部署であればお客さんと親しくなるチャンスです。

 

短所

・気を使う。

お客さんと一緒なので何をするにもお客さん優先だしめちゃめちゃ気を使います。一応"勤務中"ではあるで、万が一お客さんが怪我をしたり、はぐれたりしたら、対応をし、報告書を提出しなければいけません。

 

・おしゃれできない

多くの会社ではツアーエスコート中は指定の格好をすることが義務付けられています。

 

 

長所短所あり、１００%観光もモードというわけにはいきませんが、全体的に見るととてもお得でいいプログラムなので私はよく利用します。

 

今回はクルーズ船でクルーの福利厚についてでした。

 

私が実際にツアーエスコートで言ったポンペイ。停泊地からツアーバスで1時間かかりました

※私の個人の経験や知識に基づいて書いているので会社に寄って相違点があるかもしれませんのでご了承ください。