クルーズ船で働く-豪華客船のクルー生活あれこれ-

クルーズ船クルーの生活やクルーズ船での職探し、採用〜乗船に至るまでのことや、転職活動やその他諸々に関して体験に基づいた感想や意見を書いています。DMはTwitterで受け付けています→船ガール

謝罪とご報告

まずは、皆さん!暫く更新しておらず申し訳ありませんでした。乗船中も更新するぞ!!!と、張り切っていましたが、結局怠けてしまいました。海上勤務から帰ってまいりました。

次の契約をもらってからの下船ということで気がラクです。約2ヶ月の休暇をいただきました。

 

今回、会社を変えての乗船でしたが、別の会社で勤務して見て感じたことやわかったことをご報告したいと思います。クルーズ船勤務でわかったことは、前回の乗船の経験であれやこれやと書いていましたが、会社によって異なることも多々ありました。それについては、更新、修正していきたいと思います。

(クルーズ船って台風が来たらどうなるの? - クルーズ船で働く-クルー生活のあれこれ-)など

 

給与の支払い方法やクルーの国籍、生活ルールやお客さんへの対応。

しかし、会社が変わっても相変わらず船は船だなーという事も多々ありました。(クルーの船のアサインメントや契約に対する本社オフィスの対応やクルーライフなど)そんなこんなで新たな発見をした新クルーズ会社との初回契約でした。も(ちろん共通する部分も多いですが。)

数か月乗船した後数か月の休暇(無給)、給与の通貨は外貨(ドル)

 

部屋の作りと装備品持ち込みOK品

磁石が部屋のどこにでもくっつくのと、というのはどの船でも共通ですが、今回の会社は冷蔵庫があり、フルーツは持っていても大丈夫でした。また、プラグは二種類あってそれぞれ電圧が若干違うというものでした。それからドライヤーも持って来てもいいし、部屋にアルコールを持ち込んでも大丈夫でした。(持ち込んでいいリミットはあるみたいですが、気にした事もないので覚えてないです。。。まあ、その代わりに毎月の抜き打ちランダムアルコールチェックがありますが。。。)また、キャビンインスペクションが毎クルーズ行われます。(部屋がきれいか、部屋の装備に不備がないか、変なものを持っていないかをチェックされます)

 部屋の作りと装備や持ち込んでいい物等の細かいルールは会社や船ごとで若干異なる事がわかりました。(大筋は一緒だと思いますが。)

  

クルーの生活

クルードリル(クルーの避難訓練)の回数も違いました。一応海事法で最低この頻度、と決まっていて数か月(1か3か月に一回だった気がする。)もしくは乗船のクルーの1/ 3が入れ替わった時に船はクルードリルをしなければいけないのです。前回はだいたい月1、2回のペースでしたが、(その代りほぼ毎日乗下船があったのでゲストドリルはほぼ毎日ありました。)今回の会社はほぼ毎クルーズありました。海事法の最低頻度を守れば、あとは会社が頻度を決めていいらしいです。

アルコールに関するルール

は上でも述べましたが、アルコールの部屋への持ち込みに関しては前の船よりは緩いように感じました。また、バーにあるお酒の種類ははるかに前の船より充実していました。しかしながら、抜き打ちアルコール検査やクルーバーのクローズ時間が少し早かったり、それ以降はクルーバーで飲んじゃいけないというルールがありました。前回はクルーバーが閉まってもうるさくしなけれ居てよかったり、そもそもクローズが少し遅かった。また他のクルーズラインで働いたことのある友人によると、その会社ではクルーバーが5つ(それぞれコンセプトが違うらしい)あったそうなので、アルコールに関しても最低限のルールは海事法で決められているが、結構会社によって違うんだなと思い知らされました。

部屋のアサインメント

この会社は結婚していないのに一緒に住んでいるカップルが結構いました。前回はあまり聞いたことがありませんので、この辺も結構会社次第だと思います。おそらくどの会社も基本的には同じ部署の人間を同室にするというのが基本ですが、会社によっては結構柔軟でリクエストを聞いてくれたりしてくれるみたいです。まあ、部屋のアサインする人次第というでもありますが。

 

 給与支払い方法

クルーズ船での給料のもらい方ー給与振込に使用されるカードの詳細ー

という記事でも触れましたが、前回の会社では"オーシャンペイカード"にすべて振り込まれるように変えられましたが、今回の会社は現金で受け取るか、個人の銀行口座に振り込みという方法を採用していました

クルーズ船勤務のクルーの給料について という記事でも少し触れましたが、前回の会社で私が乗船して間もないころに採用していた方法とおなじでした。

 

会社のポリシー

船が港を変更したり抜港した際の対応は会社によって異なるものであるというのを実感しました。今回乗船中、抜港や寄港地の変更を幾度となく経験しました。前回の会社では返金やオンボードクレジットの付与を行っていましたが、今回の会社は金銭的な補償は行わないという方針でした。みなさんクルーズの際は必ず保険に入りましょう!ということですね。。。(因みに前回の会社では抜港や変更した港で降りるお客さんが居たからという違いもあるのかもしれないけれども。。)