クルーズ船クルーの休暇はどれくらいあるの?長期休暇だからできること5つ
クルーズ船クルーの仕事の魅力の一つに長期休暇があります。長期休暇は私がクルーズ船で働いている大きな理由の一つです。折角の長期休暇、通常の1週間程度の休暇ではできないことをしたいですよね。
今回は長期休暇だからできる、休暇の過ごし方5つご紹介します!
クルーズ船クルーの休暇の長さ
休暇の長さは基本的に2ヶ月前後が通常の所が多いですが、もちろん会社やその船の状況に寄って長くなったり短くなったりします。また、リクエストすることも可能です。
2ヶ月もあれば、普通に陸で働いていたらできないような事もすることができます。
1.長期海外旅行
通常の会社勤で、休暇は取れて1週間、というところが多いのではないのでしょうか。
アジア以外の所に行くとなれば移動に片道1日かかってしまいます。折角高い飛行機代を払って行くのにバタバタ観光してすぐ帰って来るのは勿体ないとは思いませんか?
しかし、休暇が2か月あれば、2、3週間や1か月かけて掛けてバックパッカーの旅をすることもできます。また、飛行機代がかなり掛かるような南米やアフリカに行っても長期滞在することができます。
私もクルーズ船クルーになってからの休暇を使って中南米に1か月程滞在したことが2度程あります。
1か月も滞在すると滞在費ももちろん掛かりますが、中南米は飛行機代こそ高いけれども、現地に行ってしまえば物価はかなり安いです。
因みに私はクルーズ船クルーの友人宅に滞在したので宿泊費は掛かりませんでした。これもクルーズ船クルーとして働くことの利点ですね。
2.日本一周旅行、遠くの友人と会う
まあ、国内旅行は普通に日本の会社勤務でも簡単にできますが、時間があるので日本一周の旅なんていう変わったこともできます。また、相手の都合に簡単に合わせることができるので普段会うことの難しかった友人や遠くにいる友人に会いに行くことも容易です。
3.短期海外留学
2か月もあれば、1か月間の短期の海外留学も可能です。お金に余裕があれば、長めに休暇を取って留学期間を延ばすことも可能です。語学留学や何か海外で学びたい事があれば専門学校に行くのもいいでしょう。
下船後、ワーホリや海外就職を狙っている人におススメの休暇の使い方です。
4.技術講習
海外留学が厳しいという方は、国内に居ても、手に職つけるための短期の講習に通って下船後のキャリアアップの準備をすることもできます。また、踊りや着付け、楽器、料理など趣味や教養のための短期講座に通う事ができます。
5.何もしない
もちろん、長期休暇があるからといって何かしなければならないわけではありません。
何もせずにボーっとするという選択肢もあります。
どこかのフランス人かフランス在住の日本人か忘れたけれど、「日本人はボーっとするのが下手だ。旅行に来ても常に忙しそうに観光名所を巡っている。」とその方の書かれた記事で語っていました。
全くもってその通りだと思います。特に普通に働いていたら長期間何もせずにくつろぐという暇はありませんよね。
私も予算の都合で2回に一回くらいは旅行などには行かずただただ家でのんびりすることが多いです。時間は十分にあるので、ダイエットしてみたり、シリーズを一気見したり、読んだら時間がかかるような分厚い本を読んだりして過ごします。
また、余談ですが、クルーで、自分の家族がある人は休暇中、特に何もせず家で家族と過ごす人が圧倒的に多いです。
まとめ
- クルーズ船クルーの休暇は約2か月前後でリクエストすれば多少長くしたり
- 短くしたりできます。(会社や船の状況による。)
- バックパッカ旅行ーなど長期で海外旅行を楽しむこともできます。運が良ければクルー仲間の家に滞在させてもらい、宿泊費を抑える頃もできます。
- 国内旅行も、日本一周など、通常ではできないことに挑戦できる他、なかなか都合のあわせにくい友人と会うことも簡単にできます。
- 短期海外留学でワーホリや海外就職のきっかけきっかけ作りをすることができます。
- 趣味や新たなスキルを身に着ける短期講座やクラスを受講することだって可能です。
- 何もせずに、家でくつろぎながらドラマシリーズの一気見や分厚い本の読書をすることも可能です。
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