クルーズ会社を変えました。乗船したらパンダのような歓迎を受けた。
クルーズ船で働く!!と決めて最初の会社で5ヶ月勤務。
の後7ヶ月待たされることになったのと、会社自体もあまり好きではなかったので会社を変えて2回目の乗船に挑んだわけですが、日本人クルーが私一人で、船でも会社で日本人クルーが史上初なのではないかという勢いの雰囲気があり、珍しい存在だったので上野動物園の星星🐼並に珍重されました笑笑(ちょっと盛りました笑笑)
一つ目の船では。。。
日本人をターゲットにした船だったので日本人クルーが結構働いていて他のクルーも日本人が周りにいる環境に慣れていましたし、日本語がわかる(ペラペラからカタコトまで)、日本で働いたことあるという対日本人客要員のクルーが多かったので彼らにとって日本人は珍しい存在ではありませんでした。乗っていた当時はまあ、こんなもんだろうなと思っていました。
二つ目の船では。。。
驚いたのは会社を変えてからです。
まず日本人クルーが(おそらくですが)会社全体で私一人(乗船当初は)もちろん船でもたった一人の日本人。その船史上初の日本人クルーだったようです。
また、アメリカ人乗客がメインの船で、日本人というかアジア人の乗客は珍しく、団体や個人でたまーに乗ってくる程度でした。会社全体としてみると日本人というか中国人や韓国人ですらも珍しい存在です。
クルー達の反応は。。。!?
乗った初日から「え?!、日本??!!!私日本人生まれ初めて見たー」「あなたが私の人生で初めて会った日本人」と乗った初日から1カ月くらいは毎日毎日、会う人会う人に言われまくりました。「私はパンダか!」と思いました。
「日本人に初めてあってちょっと感激」というくだりがある度に、きっと上野動物園に星星を見に行って生まれて初めてパンダを見た人の反応ってこんな感じなんだろうなと勝手に想像していました。上記の太字の文章の「日本人」を「パンダ」に変えても違和感ないでしょう?(笑)
それから、「中国人とか韓国人なら今まで何回か見たことあるけど日本人って今回初めて見たよ」とも結構言われたこともありますし、ある同僚に「君ってこの船ではマリリンモンローみたいに有名だよね」と冗談を言われたこともありました。
面白い例えですね。(笑)
因みにですけどみんなが「え!?日本人!?」そこまで驚いたのには理由があります。
船で働くより自国で働いても稼げる日本人がクルーズ船なんかで働くはずがないという考えが理由でした。
日本人のお客さん(とくにリピーター)ですら「日本人が乗っているわけない」と思っているので船に乗っていたら日本人のお客さんにすら日本人だと思われないことがほとんどでした。
こういう体験も海外クルーズ船で働く醍醐味のひとつです。